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2014/10/17

本日地金の金は為替との兼ね合いから小幅に値を上げ反発したものの、パラジウムが前日に続いて調整安となった事を受け、歯科用金パラも続落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は32,000円/個、その他の12%金パラの買取り価格は31,600円/個(共に前日比-200円)。

今週4日間の金パラ相場は、パラジウムの値動きに連動する形で下押され、横ばいとなった15日相場以外全日値を下げて推移。連休明けの14日は、金は反発しおよそ2週間ぶりの高値をつけたものの、パラジウムが前週末の海外相場の下落を映して続落した事から、歯科用金パラも2営業日続落。キャストウェルでは32,800円(-200円)と8日相場以来およそ1週間ぶりに33,000円を割り込んで推移。翌15日は金は反落するも、パラジウムが3営業日ぶりに小反発した事で金パラは変わらずの横ばいとなり、昨日16日は為替が円高に振れた事から国内相場は総じて軟調に推移し、中でもパラジウムは海外相場が世界経済の先行き不安の高まりから、需要鈍化が意識された事で3営業日ぶりに大幅安となった事を映し、国内相場もおよそ6ヵ月ぶりの安値をつけ一段安に。金パラも連動する形で下げ幅を拡大し、キャストウェルでは32,200円(-600円)と先週6日相場以来、7営業日ぶりの安値となりました。本日は為替がドル高に振れた事から国内の金は反発したものの、パラジウムが海外相場の弱気地合いを映し調整安となった事で、金パラも続落。月初来の安値を更新し、6月18日相場以来およそ4か月ぶりの安値に値戻しました。

今週4営業日の金パラは、横ばいとなった15日を除いて全日マイナス圏で推移。4日間の平均価格ではキャストウェルで32,450円/個となっており、持ち直した前週の価格水準(平均:32,720円/個)から反落し1個あたり-270円と、率では-0.8%。地金のパラジウムが下げ幅を拡大した事から金パラも軟調に推移し、価格水準としては6月中旬~下旬付近の価格帯で現在推移しております。


【今週4営業日の歯科用12%金パラ(キャストウェル)価格相場推移】

10/14   32,800円 (-200円) ※最高値

10/15   32,800円 (±0円)

10/16   32,200円 (-600円)

10/17   32,000円 (-200円) ※最安値

今週4営業日の歯科用12%金パラ(キャストウェル)平均価格:32,450円/個


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。