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2014/08/12

《金相場》週明け11日のNY金相場は小幅続落。中心12限月の終値は1トロイオンス1310.50ドル(-0.5ドル)と、ほぼ横ばいながら2日値を下げ取引きを終了。世界的に株価が堅調に推移した事や、外為市場でドルが上昇した事で、小幅ながら値を落としマイナス圏でこの日の取引を終了した。ただ、依然として地政学リスクを強く意識する買いもあり、1300ドルの水準を維持するなど相場を下支えした。

国内の金相場は為替がドル高・円安に振れた事もあり反発。買取ベースでは1gあたり4605円(+5円)と、昨日の下げ幅を値戻しました。

 

《パラジウム相場》週明け11日のNYパラジウム相場は大きく上伸。中心限月の9月物は1トロイオンス874.70ドル(+14.20ドル)と、4営業日続伸し中心終値では7月30日相場以来の高値で取引きを終了。依然として需供逼迫への警戒感や、8月初旬に値を下げた反動から買い戻されている事で、パラジウムは先月31日ぶりとなる870ドル超まで急伸。1日の上げ幅では+1.6%となり、6月19日相場以来の大きさとなった。

国内のパラジウムは海外相場が上伸した事や、為替がドル高・円安に振れた事で大きく値を伸ばし4営業日続伸。買取では3056円(+59円)と、再び3,000円台に価格をのせ8月1日相場以来およそ2週間ぶりの高値まで上昇。値を上げた4日間の上げ幅は1gあたり+86円(+2.8%)となっております。


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。