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2014/07/18

地政学リスクの高まりを背景に、本日地金の金・銀・パラジウムが揃って値を上げた事で、歯科用金パラも続伸。週初めの14日につけた金パラの高値を上抜き、本日過去最高値を更新しました。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は33,500円/個、その他の12%金パラの買取り価格は33,100円/個(共に前日比+300円)。

今週5日間の金パラの値動きは、値を上げた日が3日(7月14日・17日・18日)、値を下げた日が2日(7月15日・16日)となっており、週明けの14日は地金の金・銀・パラジウムが小幅に値を上げた事を受け、歯科用金パラも1個あたり+50円と続伸。先週末に続き再び過去最高値を記録するなど一段高へ(キャストウェル:33,400円/個)。翌営業日の15日は、金地金がgあたり-96円と急落した事で、金パラも7月8日相場以来5営業日ぶりに下げに転じ1個あたり-250円反落するなど、日相場の下げ幅(1個:-250円)としては、先月17日相場以来1ヵ月ぶりとなっており、前週の8日相場以来およそ1週間ぶりの安値へ。翌16日も海外相場を反映し、国内でも地金が軟調に推移した事で、歯科用金パラも1個あたり-100円と、2日続落。月初の3日相場水準まで値を下げおよそ2週間ぶりの安値圏へ下落。昨日17日はここ最近の安値反動から金・パラジウム共に買われ反発。パラジウムは直近高値を更新するなど高騰した事を受け、金パラも3営業日ぶりにプラスに転じ反発(キャストウェル:33,200円)。本日も地政学リスクの高まりを背景に、地金全般が堅調に推移。パラジウムは連日で高値(2001年3月28日相場来)を更新するなど一段高となった事で金パラも高騰し、週初めの14日に記録した直近高値(キャストウェル33,400円)を超えて、再び過去最高値を記録しました。

今週5営業日の金パラ(キャストウェル)は前週に続き、全日33,000円台で推移。平均価格では33,260円と、先週5営業日平均33,240円に対し、1個あたり+20円/と、ほぼ横ばいながら4週連続で前週平均比プラス。週間平均価格では過去最高値水準となり、値を上げた4週平均価格の上げ幅は1個あたり+1,170円(+3.5%)となっております。

【今週5営業日の歯科用12%金パラ(キャストウェル)価格相場推移】

07/18 33,500円 (+300円)

07/17 33,200円 (+150円)

07/16 33,050円 (-100円)

07/15 33,150円 (-250円)

07/14 33,400円 (+50円)

今週5営業日の歯科用12%金パラ(キャストウェル)平均価格:33,260円/個

現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。