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2014/04/10

【金相場】
NY金相場は、通常取引時間内は米のFOMC議事要旨公表を控える中、前日に上昇した反動で、利益確定や持ち高調整を目的とする売りが優勢となり小反落。中心の6月限は1トロイオンス1305.90ドル(前日比-3.20ドル)で取引を終了。
米のFOMC議事要旨公表を控え、市場の様子見ムードが広がる中、調整売りやテクニカル要因から金は値を下げた形に。一方、取引終了後にはFOMC議事要旨が発表され、複数の委員が早期利上げに対し懸念していたことが判明。これまで強まっていた早期の利上げ観測が一時緩和された事がプラス材料となり、金は買い戻された事で上昇。

国内の金は本日値を上げ続伸↑買取ベースでは4,605円(+11円)と、2日続伸し再び4,600円台へ価格をのせました。当社直近10営業日の金相場は、値を上げた日が本日を含め7営業日、値を下げた日が3営業日となり、最高値4,626(4/7)、最安値4,434円(3/28)、平均では4,566円で推移しております。

【パラジウム相場】
NYパラジウム相場は2日続伸。1トロイオンス782.55ドル(前日比+6.70ドル)と、780ドルを超えて取引を終了。先日高値をつけた反動売りから値を下げた事で、買い戻しが入り値を戻した形に。依然としてウクライナ情勢に対する懸念が根強く、儒供バランスの先行き不安から、パラジウムは780ドル前後の高値水準で推移。

国内のパラジウムも値を上げ続伸↑買取では1gあたり2,722円(+17円)と、2日値を上げました。直近10日間のパラジウムは、最高値2,786円(4/3・4/4)、最安値2,583円(3/28)、平均では2,718円。4月に入っては消費税率改定の兼ね合いもあり、2,700円圏内で推移しております。昨年同日(2013年4月10日:2,379円)と比較すると、現在までにパラジウムは1g+343円と、率では+12.6%の上伸。

11:30現在の金は1トロイオンス1315.55ドル、パラジウムは782.80ドル、為替は1$101円89銭前後の値動きとなっております。