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2015/03/20

本日地金の金・銀は前日の流れを引き継ぎ続伸したものの、パラジウムがマイナスに転じた事から、12%金パラも小幅に値を下げ反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は34,800円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,400円/個(共に前日比-100円)。

今週5営業日の金パラの値動きは、値を上げた日が1日(19日相場)、下げた日が4日(16日・17日・18日・20日)と、週前半まで米のFOMC結果を控えた様子見や、外為市場ではドル買いが進行した事から貴金属は軒並み相場を圧迫され、12%金パラも価格水準を切り下げるなど調整地合いとなりました。週初め9日は、金は横ばいとなったものの、パラジウムが海外相場安を映して値を下げた事から金パラも軟調に推移。17日・18日はパラジウムの下げ幅が拡大した事を受け、金パラも下押され連日で直近安値を更新するなど続落。18日には年初来安値となる1月16日相場(キャストウェル:34,550円)と同額まで値戻し、およそ2ヵ月ぶりの安値水準に値戻されました。昨日19日は、18日午後に発表された米のFOMC結果が想定よりもハト派的な内容だった事を受けて、ドル安を背景に海外相場が急伸。そのまま国内相場にも反映し地金が総じて堅調に推移した事から、12%金パラも安値圏から持ち直され7営業日ぶりに反発。本日は金・銀が前日の上昇基調を継いで続伸したものの、パラジウムが急伸した高値から売り戻された事で、金パラも1個あたり-100円と小幅ながら値を下げマイナスに転じました。

5営業日の高値は34,900円(19日相場:キャストウェルベース)、安値は34,550円(18日相場)、平均価格は34,800円/個となっており、前週5日間の平均比(3月9日~13日:35,260円/個)に対し1個あたり-460円と、率では-1.3%。また、週間では2週連続マイナスで越週となり、月間では最安値水準で週間推移となりました。月初の高値相場が一服した現在の金パラ相場は、先月中旬~下旬(2月18日相場~24日相場)あたりの価格水準で推移しております。

《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》

03/20   34800円 (-100円)

03/19   34900円 (+350円) ※最高値

03/18   34550円 (-300円) ※最安値

03/17   34850円 (-50円)

03/16   34900円 (-100円)

5営業日の金パラ平均相場:34800円/個
※前週平均比-460円/個




また、昨年末12月~2015年3月現在までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース

(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)


(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)


(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)


(3月現在:15営業日)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,550円(3/18日相場)
本日までの平均価格:35,270円



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。