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2014/08/01

31日のNY金相場は続落。中心限月の12月物は1トロイオンス1282.80ドル(-14.10ドル)と、6月18日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの安値で取引きを終了。最近の強い米の経済指標を受け、早期利上げ観測が意識された事や、月末の持ち高調整から売りが優勢となり値を下げた。また、アルゼンチンが再びデフォルトに陥った事から、欧米をはじめ世界的に株安となり、VIX(恐怖指数)が直近では高水準まで上昇。金や他貴金属も動向を伺いながらこの日は軟調に推移し、マイナス圏で取引きを終了した。

国内の金は本日値を下げ反落。買取ベースでは1gあたり4,536円(-46円)と、先週25日相場以来およそ1週間ぶりの安値となりました。


今週5営業日(7月28日~8月1日)の金の値動きは、値を上げた日が2日(28日・31日)、値を下げた日が3日(29日・30日・8月1日)。週明け28日の国内相場は、前週末に海外相場が反発した事を受け、5営業日ぶりに反発。買取ベースでは1gあたり4,570円(+44円)と、22日相場以来およそ1週間ぶりの高値まで上昇。翌営業日29日は、前日比ほぼ横ばいながら-1円と小幅に値を下げ反落し、30日も-3円と小幅に値を下げ2日続落。(買取では1gあたり4,568円)。昨日31日は、4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回る伸びとなった事で、外国為替市場でドルが対主要通貨に対し上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫され下落。一方、国内相場は為替がドル高・円安に振れた事で3営業日ぶりにプラスに転じ、買取では4,582円(+16円)と、18日相場以来およそ2週間ぶりの高値へ上伸。本日は海外相場が最近の強い米の経済指標を受け、早期利上げ観測が意識された事や、月末の持ち高調整から売りが優勢となり下落。また、アルゼンチンが再びデフォルトに陥った事から、欧米をはじめ世界的に株安となり金や他貴金属にも波及し総じて軟調に推移。国内でも海外相場の下落を映して反落。買取では1gあたり4,536円(-46円)と、先週25日相場以来およそ1週間ぶりの安値へ値戻しました。

今週5営業日の金平均は4564.6円と、先週の5営業日平均(4558.5円)に対し1g+6.1円(+0.1%)と、ほぼ横ばいながら3週間ぶりに前週平均比プラスとなりました。

【今週5営業日 金の値動き(買取ベース)】

08/01 4,536円 (-46円) 

07/31 4,582円 (+16円)

07/30 4,566円 (-3円)

07/29 4,569円 (-1円)

07/28 4,570円 (+44円)

今週5日間の金平均相場:4,564.6円(買取)  


10:50現在の金は1トロイオンス1283.25ドル前後の値動きで推移しております。