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2014/06/30

本日地金のパラジウムは値を上げ4日続伸したものの、金・銀が値を下げた事で、歯科用金パラは前営業日変わらずの横ばい。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は32,600円/個、その他の12%金パラの買取り価格は32,200円/個(共に前日比±0円)。

6月の金パラの値動きは、上旬から中旬にかけ緩やかながら値を伸ばし上伸。6日にはキャストウェルで先月27日相場以来となる32,000円台へ価格をのせ上伸。供給への警戒感が高まっている事を背景に、地金のパラジウムが高騰し12日には買取で3,002円と、過去13年来の高値を上抜き、2001年4月18日相場以来の高値を記録するなど高騰した事で、12%金パラも同日にキャストウェルで32,450円と、再び高値を記録。翌13日には長期化していた南アフリカのストが終息すると伝わりパラジウムが急落。金パラも-400円と反落し、17日には月間の最安値圏まで値を落としキャストウェルでは月初の6日相場(8営業日ぶり )に32,000円を割り込んで軟化。翌18日?20日の3日間では金・パラジウムともに続伸した事で、金パラも3連日上昇。特に20日相場は、イラク情勢の緊迫化から金地金が1日で1gあたり+120円と急伸し、買取では2ヶ月ぶりの高値まで高騰した事を受けて、金パラも1個あたり+500円の上げ幅となり、再び過去最高値を記録(キャストウェルでは32,600円)。その後は大きな値動きは無く、値を下げては戻すといった一進一退となり、ボックス圏で推移しながら高値圏を維持。27日には再び高値同額をつけ、月間最終日の本日も横ばいとなり、最高値圏で6月を終了しました。

6月ではキャストウェルで32,000円を超えた日は21営業日中、15日となり、月間最高値はキャストウェルで32,600円(6月20日・27日・30日)、最安値31,800円(6月2日・3日・17日)、平均では32,202円。先月5月の金パラ価格は最高値32,250円(5月23日・27日)、最安値31,500円(5月9日・12日)、平均では31,888円と、5月に対し6月では平均で+314円(+0.9%)値を上げるなど一段高となり、年初来より6ヶ月連続で前月平均を上回り、過去最高値圏の価格水準となりました。


【6月の金パラ価格相場推移(GC キャストウェル)】

06/30 32600円 (±0円)※最高値

06/27 32600円 (+50円)

06/26 32550円 (+50円)

06/25 32500円 (+150円)

06/24 32350円 (-50円)

06/23 32400円 (-200円)

06/20 32600円 (+500円)

06/19 32100円 (+200円)

06/18 31900円 (+100円)

06/17 31800円 (-250円)

06/16 32050円 (±0円)

06/13 32050円 (-400円)

06/12 32450円 (+50円)

06/11 32400円 (+250円)

06/10 32150円 (-50円)

06/09 32200円 (+150円)

06/06 32050円 (+100円)

06/05 31950円 (±0円)

06/04 31950円 (+150円)

06/03 31800円 (±0円)

06/02 31800円 (-100円)※最安値

【6月の金パラ平均価格:32,202円(キャストウェル)】

 

 現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。