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2014/02/28

NY金相場は昨夜発表された米の1月新規失業保険申請件数が市場予想や前週分に対し増した事で、量的緩和が継続されるとの観測や、FRBイエレン議長の証言内容を受けて反発し、1トロイオンス1331.80ドルで取引を終了。また、ウクライナの情勢不安から地政学的リスクが強まった事も、安全資産としての金は買われた形に。

本日国内の金は為替が円高・ドル安に振れた事で2日続落し、買取では1gあたり4,534円(-14円)。

今週5日間の金の値動きは、先週から値を上げていた流れから週初めより3日続伸↑26日には4,570円/gと、昨年2013年9月11日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値を更新。その後、高値反動からポジション調整や利益確定売りが出た事で値を下げ、本日を含め2日続落となりました。

今週5営業日の金平均相場は1g:4,552円と、先週5営業日の金平均4,506円/gに対し1gあたり+46円と、率では+1%の上伸となりました。

月間では最高値:4,570円(2/26相場)、最安値:4,266円(2/3相場)、平均:4,438円/g

パラジウムは本日値を上げ3営業日ぶりに反発↑買取ベースでは1gあたり2,510円と、前日比で+37円値を上げ再び2,500円に価格をのせました。

今週5日間のパラジウムの値動きは、値を上げた日が3日、下げた日が2日となり、週初めより値を上げ2,500円台へ価格をのせ2日続伸↑25日には1月24日相場以来となる高値を更新。
その後、高値反動から売られた事で2日値を下げ、本日は反発となりました。先月末に値を落とした反動から、月初来より上伸しているパラジウムは本日までに1gあたり+105円と、率では+4.1%上伸しております↑

今週5営業日のパラジウム平均相場は1g:2,503円。
 
地金は最近の上昇による高値警戒感から調整が入る場合があり、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。

13:40現在の金は1トロイオンス1328.40ドル、パラジウムは741.30ドル、為替は1$101円78銭前後の値動き。