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2014/02/25

NY金相場は米の経済指標が冴えない内容だった事を受け先行き懸念観測が拡まった事や、ウクライナ情勢に対する警戒感を背景に続伸し、1トロイオンス1338.00ドル(前週末終値+14.40ドル)と2013年10月末以来となる約4カ月ぶりの高値で取引を終了。

また、先日発表された中国の1月不動産価格の上昇ペースが1年2カ月ぶりに鈍化し、最近の経済指標が冴えない事で、中国経済への先行き懸念からも金は買い進まれた形に。


国内の金も値を伸ばし3営業日続伸↑買取では4,569円/g(+30円/g)と、本日年初来の高値を再び更新し昨年2013年9月11日相場以来の高値を記録↑
年初来より値を上げている金は本日までに1gあたり+322円/gと、率ではおよそ7%上伸しており2月の平均相場では4,417円と現在一段高の高値圏で推移しております。

パラジウムも堅調に値を伸ばし上伸↑買取ベースでは2,520円/g(+5円)と、昨日に続き本日も2月の高値を更新。
直近10日のパラジウムは2,500円/gを超えた日が4日となり、平均では2,492円となっております。

地金は最近の急な上昇から利益確定売りが出る場合があり、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、今後の相場動向にご注視下さい。

12:10現在の金は1トロイオンス1333.00ドル、パラジウムは741.10ドル、為替は1$102円52銭前後の値動きとなっております。